没後50年
棟方志功展
彩色の世界
12月10日(水)→15日(月)
10時~18時
※最終日は17時閉場。
棟方作品の特徴のひとつに、裏彩色によるカラーリングが挙げられます。
紙の裏側から絵の具を染み込ませる独自の手法を用い、版画に深みと豊かな色彩を与えました。
棟方は幼い頃から故郷青森のねぶた祭りに親しみ、その熱狂的な色彩を生涯愛し、自らの作品に吹き込みました。
棟方志功
1903年 青森県青森市に生まれる
1924年 上京
1928年 帝展に出品 初入選
1936年 国画会に出品した「大和し美し」が出世作となる これを機に柳宗悦ら民芸運動指導者に見出され知遇を得る
1939年 「釈迦十大弟子」を制作
1941年 第5回佐分賞受賞
1952年 第2回ルガノ国際版画展(スイス)に出品 優秀賞受賞
1955年 第3回サンパウロ・ビエンナーレ国際美術展に出品 版画部門最高賞受賞
1956年 第28回ヴェネツィア・ビエンナーレに出品 国際版画大賞受賞
1959年 東京国立近代美術館で「ヨーロッパ巡回棟方志功展国内展示」を開催 以後2年にわたりヨーロッパ主要都市を巡回
1960年 アメリカ各地で個展開催 患っていた眼病が悪化し、左目がほとんど失明する
1965年 朝日賞(文化賞)受賞
1967年 アメリカ各地で個展開催
1970年 文化勲章受章 文化功労者として顕彰される
1975年 逝去(享年71歳)青森県に棟方志功記念館が開館


